【解説】「むくみ」とは?どういう状態?わかりやすく説明

なに? むくみ

 「むくみってよく聞くけど、一体どういう状態なの?」 

 「調べてみたけど、医学用語ばかりで良く分からない…」 

この記事は、そんなあなたの声にこたえる記事です。

私も‘‘むくみとは‘‘とネットで調べてみました。

検索結果に表示されたのは、いろんな地域の医師会ホームページ。

・・・むずかしい(笑)一般人にはハードルが高い内容ですよね。

でも大丈夫!

医学用語になじみがない方でも読めるように、わかりやすくまとめました。

この記事を読めば‘‘むくみとは‘‘何かを、理解できるようになりますよ。

「むくみ」のことを正しく理解することで、

「むくみ」の予防や、解消の、お役に立つこと間違いなしです。

最後まで読んでくださいね♪

「むくみ」とは?どういう状態?

下記のことについて説明します。

  • むくみと浮腫(ふしゅ)は同じ?違う?
  • むくみ、どういう状態?
  • 余分な水分の正体は?

むくみと浮腫(ふしゅ)は同じ?違う?

結論 むくみ = 浮腫 です。

むくみのことを医学用語で「浮腫」といいます。

むくみ、どういう状態?

 ズバリ、「むくみ」とは、皮下組織に余分な水分たまっている状態です。 

皮膚の3層構造 図

皮下組織とは、皮膚の3層構造のいちばん下にある部分。

皮下組織の大部分は脂肪細胞です。

つまり、皮下脂肪組織ってこと(笑)

そして内部には、血管・リンパ管・汗腺があります。

その皮下組織の中で、

  1. 血液中の水分が血管からにじみ出る
  2. 脂肪細胞中の水分が細胞からにじみ出る
  3. リンパ管で吸収される水分が減る

なんらかの原因で1~3が起こると、余分な水分がたまってしまいます。

これが皮下組織に余分な水分がたまっている状態です。

余分な水分の正体は?

余分な水分とは = 余分な「間質液」です。

 え?間質液?何それ? 

聞き慣れない言葉ですよね。

人体のおよそ60%は水分でできている!っていう話はよく聞くと思います。

その水分の中で「間質液」という液体が増加することで、「むくみ」が起こります。

わかりやすいように、順番に説明しますね♪ 

体の中の水分、60%の内訳がこちら↓

40%・・・細胞の内側に含まれている液体『細胞内液』

20%・・・細胞の外側にある液体『細胞外液』

この細胞の外側にある液体、『細胞外液』の中に、「間質液」が含まれます。  

間質液は、細胞と細胞の間を満たしている液体で、

血管細胞を行き来して、酸素・栄養を運ぶ ・老廃物を除去する

という、大切な役割をはたしています。 

前の段落で、むくみの状態を

  1. 血液中の水分が血管からにじみ出る
  2. 脂肪細胞中の水分が細胞からにじみ出る
  3. リンパ管で吸収される水分が減る

なんらかの原因で1~3が起こると、余分な水分がたまってしまいます。

と説明しましたが、ここでいう水分が「間質液」なんです。

正常時は、血管や細胞の中を行き来して、水分バランスを保ってくれています。

しかし、

このバランスが崩れてしまうと、「むくみ」が起こります。

 なんでバランスが崩れちゃうの? 

「むくみ」の原因がくわしく知りたい方は、こちらの記事を読んでみて下さい。

【部位別】むくみの原因~あなたは大丈夫?むくんでしまうNG行動5選!~

まとめ

  1. むくみと浮腫(ふしゅ)は同じ?違う?
    • むくみ=浮腫
  2. むくみ、どういう状態?
    • 皮下組織に余分な水分がたまっている状態
  3. 余分な水分の正体は?
    • 余分な水分とは = 余分な「間質液」

についてわかりやすく解説しました。

「むくみ」とは、どういう状態なのか、を知ることは重要です。

基礎として知っておくことで、原因・解消・予防の方法も理解しやすくなります。

この記事を読み終わったら、こちらの記事も読んでみて下さいね

【部位別】むくみの原因~あなたは大丈夫?むくんでしまうNG行動5選!~

コメント

タイトルとURLをコピーしました